03 tokyo calling

ほぼ音楽blog

がく氏に衝撃を与えたアルバム#42 [堤防で]

 

ようやく手元に


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ただ最初に買ったのはLPかCDなのか覚えていない

しっかり箱帯


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これを体験し、数年後の日本から始まるビーチ・ボーイズ、キャピトル時代のCD再発まではこのアルバムしか知らなった

夏と言えばこのアルバムだったし

高校生時代も夏にラジカセ片手に堤防の先まで行き、海を眺めながらこのアルバムを聴いていた

田舎っていいな〜

 

各曲の事情なんぞ当時は全く無知で
へ〜って思えたのがスティービー・ワンダー参加のハーモニカぐらい
簡単に書いたが当時と今では感動の度合は違えど、やっぱスティービー・ワンダーはかっちょいい


このアルバムは、“らしくない”とよく言われる

音は冷たいし、だってスティーヴ・ラヴィンやし


そりゃあ、古いのは耳にはしてたし、コーラスが売りみたいな先入観
さらに、“夏といえば”など


メンバーの事情とか全く知らずに初めてのビーチ・ボーイズのアルバムがこれ

メルチャー作やと知らずにゲッチャバックも凄く気に入ったし

 

っつーか、今でも
わしに言わせれば
1番ビーチ・ボーイズらしいアルバム

しかも先に書いたキャピトルCDを購入し始めてからハッキリわかってきた

だから撮影も作られてようがあの裏ジャケの集合写真が泣けてくる


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ある意味、センスがわかっていない
ティーヴ絡みで条件だったんだろう
ロイ・ヘイ作の曲なんて要らないし
カール無理してるし

スティーヴィー・ワンダーっぽく唄うカールがアーティストらしくなく
ビーチ・ボーイズのアルバムなんだからさ

わしはこのメンバーはプロっぽくないと思ってる
だから好きだってゆーても理解しにくいだろうが

ブライアンがまともに見えて精神的問題ありで

逆に、そう!
こんなバンド、いないって!
な感じ

変に書いてるように思われても、わしはそんなビーチ・ボーイズがたまらなく好きである

そうだな、唯一こいつらプロだな、と思わさせられたのが、何年のか思い出せないが独立記念日でのフリーコンサート
ラストのファン・ファン・ファンとその前のカールのMC
「ハッピーバースデー、アメリカ!」
その後のバズ的なギターから始まるファン・ファン・ファンは全てのファン・ファン・ファンライヴテイクでは最高の出来だと思う
脱退迫られながらも残ることができ、フラフラになりながらめちゃくちゃに叩くデニス
それを何度も振り向きながら心配するカール
ま、音はサポートドラマーが隣で叩いているんやけどね


最後だったけな?デニスのステージは..

兄弟によるデニスの死の会見は泣ける

 

まぁ、ファンはご存知
その後の結束アルバムがこれ

なんだかんだ書きながらも、いい曲がよく並べられたと思う

リンゴ・スターのドラミングはほんまに素晴らしく
曲単位でのミックスにしてはスティーヴ・ラヴィンのアルバム内最高の仕事だと断言していいほどの完成度だ

あ〜..ほんまに要らない
ロイ・ヘイの曲