03 tokyo calling

ほぼ音楽blog

がく氏に衝撃を与えたアルバム #29

 
 
 

このアルバムは、
世間で言う、失敗作というらしいのだが

そんな、皆が言う失敗作が
わしに言わせれば成功作となる第1号になった


彼らにとって
成長作ともいえる



このアルバム以前における彼らのヒット曲は耳にしていた
やはりインパクトがあり
聴いたことがある程度であり
深く知りたいなと思ってはいた

ただ知る機会がなく、

初めてMen At Workと向き合ったアルバムが
このサードアルバム
Two Heartsだ

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すぐにお気に入りになり

今でもハッキリ覚えているのが、Two Hearts発表してから
ライヴエイドでのオーストラリアからの生放送で
演奏するMen At Workと初めての向き合うこととなる

Overkillだ

なんでこんなタイトルなのかはわからないが、
観た印象は格好いい
音が格好いい

サードアルバムからも一曲やり
個人的にはMan With The Two Heartsをしてほしかったのだが彼らが選んだのは
Mariaだった

たしかフジテレビではこの2曲を放映したはず

懐かしい




このTwo Heartsからの先行シングルは、Everything I Need
Men At Work節を上手く出した出来栄え
以前のヒット曲に比べて少しキャッチーさに欠けていたかもしれないが悪くない


が、以前のようなヒットはしなかった
たしか40位から50位ぐらい
だったはず

わしは瀬戸内海の小さな島にある小さなレコード屋でこのLPを買い、何回も何回も聴いた

東京に進出し、
後からではあるが前2作を買い聴いていくと確信できたことが
このTwo Hearts、
彼らは成長し、
中心メンバーのコリンヘイだけでなく
グレッグハムが大貢献している
コリンヘイに負けないほどの楽曲を作り出しているのだ

当たり前だがグレッグハムの曲はコリンヘイらしくはない曲だ
しかし、かなりの出来栄えで
さらにそこにコリンヘイがハモるのだ


何故売れなかったのかがわからない
時代はもうMen At Workを求めていなかったと言うなら早い話かもしれないが
評価をされていない現実には今でも本当に残念で仕方ない

リマスターが再発されてもファーストかセカンドである
サードはされぬまま
権利の問題とかあるんかは知らんが

是非ともサードのリマスター化を願う
 
 
 
 
 
 
これを書きあげている途中で訃報が
 
 
グレッグハムが亡くなった
 
 
 
グレッグハム、あんたのことを書きたくて書いていたのに
 
書きたかったのはあんたが亡くなったことなんかじゃない
 
 
 
Two Heartsには
グレッグハム、あんたの実力が発揮されていることなんよ