03 tokyo calling

ほぼ音楽blog

がく氏に衝撃を与えたアルバム #28

 

 


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Paul Simon/Graceland

当時、話題にはなった

が、このアルバムを聴くきっかけはポッパーズMTVで先行シングルを観たからだったと思う

バラカンさんも当時からアフリカ系音楽を好むようになってのもあったとは思うのだが

正直、シングルだけだとグレイスランドは想像つきにくいと思う

未だにPaul Simonはグレイスランドしか知らないわしには良いのか悪いのかわからない


わしは時間をかけてこのブログを少しずつ書き上げている

このGracelandを書いている最中に今回25周年盤が出ることを知った

なにかしら付け足せる事実があるかもしれない、と発売されるまで書き上げずにいた

それは正解だった

わしはそれまで
Paul Simonが届けてくれたアフリカ音楽としか受けとめておらず

さまざまな憶測なども、今回のDVDを観ないとわからなかったことがほとんどだ


現地のミュージシャンは
守られていたかもしれないが、全て黒人のミュージシャン


アパルトヘイトとは

政治とは

ミュージシャンとは



音楽とは

本当は何も左右されたくない
されないのが当たり前であり


じゃあ、事実を知ったら受け入れられないのか

わしの答えは
そんなことはない、である


複雑なのは前提として言ってはおくが、
わしなりに全てをうまく受け入れ
Gracelandを楽しむ
知らないより知ったほうがいい

軽くなんて思ってない


とにかく
素晴らしいアルバムだ


改めて感じた
当時、このアルバムに出会えて本当に良かった、と


DVDである女性が言う

「このアルバムの曲には
聴く側の心を開く力がある」

そのとおりだ

開かされた側はどうすればいい?

事実を知ろうが
開かされたら愛せばいい




変わらない気持ちがあるので付け加えておく

このGraceland

Paul Simon色が薄いから好きなんだと思う

逆だな、
アフリカ音楽が占めているから好きなんだ

これも奥側から攻めるPaul Simonというミュージシャンによる狙いだと思う


本当にいいアルバムである