去年、年末にタワレコの本コーナーにてある本と遭遇した
3.11と向き合う本だ
中身はとても濃く、深い内容で、とてもわしみたいな奴にはついていけない内容だった
教授のは理解できる
で、わしが買った理由は他でもない、
ピーターバラカン氏の名前が表紙にあったからだ
今までも彼の名があればけっこう買います
ちょっとしたインタビューでも
彼がいなければ
今のわしが音楽に向き合う姿勢はなかったかもしれないから
大袈裟ではなく
ただ、今回も含めて
バラカン氏の音楽に対する何かが知れればそれで良かった
良かったし、満足だった
が、
ちょっと泣いちゃった
わしの考えに近いことを口にしていたからだ
わしは東京が大好きだ
東京がわしを創ってくれたからであり
他の街では違う自分になってたはずである
だからわしは東京を歩き続け
東京を眺め
東京の人々とすれ違い
汚い空気を吸い
街の変化を受けとめ
次の変化に
未来に向かう東京と一緒に向かう
3.11の震災以降、今後、最後はロンドンに帰る選択肢はありますか?の問いに
バラカン氏は言う
「それはないんです
東京がゴーストタウンになって誰もいなくならないかぎり東京にいます」
なんか、嬉しくてね