03 tokyo calling

ほぼ音楽blog

2001年か...Crush On You

 



クソなゼロ年代だった

 

 

そして業界も変わり始めていた

 

 

日本では噂が先行しがちだったが

 

じわじわ忍び寄るダウンロード勢

 

 

音も楽しみなのは当たり前で、

手にする喜びを更なる楽しみにしている者には

何にしがみつけばいいのかすら分からなくなっていた

 

 

ほんまに寂しさを通り越して怖かったね

 

 

あるアルバムがゼロ年代初頭わしを支えてくれた

 

 

アルバムというよりはその中の一曲なのだが

 

 

コラボアルバムなのだが

 

最初は軽はずみで買ったに等しかった

 

 

演奏に徹するのは

 

Teenage Fanclub

 

ヴォーカルをJad Fair

 

 

Teenage Fanclubはこのアルバムに参加する前に発表したアルバムが個人的に残念なアルバムだったこともあり正直、期待をしていなかった

 

とはいえ、だいぶ前には同じような感じでBlack FrancisとコラボEPを出しており、これが傑作だった印象もあり逆に期待をしていたわけでもあった

 

ただ、Jad Fair

 

彼の姿勢には理解できる

ただ、わしには彼の音楽は苦手だった

 

そんな合体コラボを聴いた

 

そない抵抗があるわけでもなく

しっくりとわしに囁くように目の前にくる

 

すんごいお気に入りになったわけでもないのに、聴きたくさせる

 

 

特に

 

Crush On You

 

Crush On Youさ

 

 

この曲から発しているグルーヴは凄い

 

 

わかりやすい盛り上がりによる凄さではなく

 

難しいが、この合体による最高傑作が、このCrush On Youなのだ

 

 

演奏に徹しているTeenage Fanclub

 

これが絶対に前に出てこないんだよな

 

しっかりと後ろにいることを徹している

 

この空気だけでもわかると

アルバム完成度が上がるってもんだ

 

 

年数を改めて見ると2001年か

そんな前になったんだ

 

 

Crush On Youばっか聴いてたのが、ついこのあいだみたいだ