がく氏に衝撃を与えたアルバム #8

 

彼らは進化をシンプルへ求めた

Stereolab/Emperor Tomato Ketchup


ベルヴェッツサウンドをよりシンプルに
シンプルを複雑に
クロスさせ、かつ、実験的に

でも完成にはシンプルに

Moogはさらに控えめにしている




スキャットの楽しさ
輪唱の楽しさ

こんなことを書きながら

複雑そうにも感じさせながら

彼らの姿勢は

1996年、
あまりに美しかった



１週間先行シングルに、



アルバム発売後の全くの新曲にシングル



アルバムも素晴らしいのだが
この２枚のシングルには仰天させられたものだ


来日時、メリーハンセンの楽しそうな笑顔も
不運な事故によりもう見ることはない
新作のレコーディングスタジオへ向かう途中だったらしい

わしもかなりショックだった


その後の来日には行けなかったな...

彼らも当たり前だがバンド存続にかかわる問題として仲間の死に、

ショックで動こうにも動けない毎日だったらしい

気持ちが伝わるライヴを見届けないと、という気持ちが大きく、
Liveに行くつもりだったのだが、わしの感情の弱さが勝り行けなかった





そして、このアルバムの翌年には
Spiritualizedが傑作を発表するのだ


どーだい？

素晴らしすぎだぜ



イギリス音楽、万歳