何をしたい
何をどう表現したい
この時、奴らには
それは明確であり
The Primitivesのセカンドアルバム、
Pure
このアルバムには、そういう姿勢がぎょーさん詰まったアルバムである
たしかにファーストは名盤であり、良い曲ばっか
今もお気に入りだ
当時から思ってた
(セカンドにはプレッシャーが凄いだろな...)と
後のサードアルバム発表前頃から感じたことが
奴らはレコード会社に潰された、と
才能を上手く咲かせられなかった、と
あんな、メジャーやのにシングル何ヴァージョン攻撃、しかも形が変わるだけで内容が無意味みたいな
ファンは呆れ返り
ファースト後の出したシングルは更にポップになり...
で、セカンドアルバムである
このアルバムは1曲目と2曲目で
奴らは、わしが勝手に考え心配してたプレッシャーを吹き払う攻勢に出ている
挑戦的でもある
明らかに挑戦的なのさ
ファンは最初
なんなんだ...?
と思ったんだろな
わしも思ったもん
時間が経ち、
1~2曲目の配置が意図的だとわかり
そしてアルバムを輝かせるのがB面の攻撃だ
たしかにポップになってしまってるのだが、
なんだろな
飽きが来ないんだよ、このB面の曲達は
こういうのは
同じポップでもキャッチーさだけが目立ちすぎるのヒットチャート関連とは明らかに違い
ハッキリと
巧いのである
飽きさせないのだから
評価は断然ファーストが高いのだろう
だが、わしには
比べるのならだが
ハッキリとこのセカンドアルバムに軍配が上がる
余談だが、
この時期、わしの部屋の天井にはバカでかいトレイシーのポスターを貼っていた