03 tokyo calling

ほぼ音楽blog

がく氏に衝撃を与えたアルバム #5




何をしたい
何をどう表現したい


この時、奴らには

それは明確であり



The Primitivesのセカンドアルバム、

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Pure


このアルバムには、そういう姿勢がぎょーさん詰まったアルバムである

たしかにファーストは名盤であり、良い曲ばっか
今もお気に入りだ


当時から思ってた
(セカンドにはプレッシャーが凄いだろな...)と


後のサードアルバム発表前頃から感じたことが

奴らはレコード会社に潰された、と
才能を上手く咲かせられなかった、と

あんな、メジャーやのにシングル何ヴァージョン攻撃、しかも形が変わるだけで内容が無意味みたいな

ファンは呆れ返り
ファースト後の出したシングルは更にポップになり...



で、セカンドアルバムである

このアルバムは1曲目と2曲目で
奴らは、わしが勝手に考え心配してたプレッシャーを吹き払う攻勢に出ている

挑戦的でもある



明らかに挑戦的なのさ



ファンは最初
なんなんだ...?
と思ったんだろな
わしも思ったもん



時間が経ち、
1~2曲目の配置が意図的だとわかり

そしてアルバムを輝かせるのがB面の攻撃だ

たしかにポップになってしまってるのだが、
なんだろな
飽きが来ないんだよ、このB面の曲達は


こういうのは
同じポップでもキャッチーさだけが目立ちすぎるのヒットチャート関連とは明らかに違い

ハッキリと
巧いのである



飽きさせないのだから



評価は断然ファーストが高いのだろう

だが、わしには
比べるのならだが
ハッキリとこのセカンドアルバムに軍配が上がる




余談だが、
この時期、わしの部屋の天井にはバカでかいトレイシーのポスターを貼っていた