03 tokyo calling

ほぼ音楽blog

A02予約した日に




階段がしんどい

更なるスーパーオッサン化に毎日四階の階段は正直、いじめだ



てなことで、最近スーモをよくいじる

物件見ながら

「エレベーターが欲しい」

と呟く



最近はGuided By VoicesモノをよくUPしてることもあるのだが、以前親と同居してたとき

地震や火事の時、わしが仕事なら頼むけんGuided By Voices関係を一番に持ち出してくれ」

と冗談半分で、笑わしていた
まぁ、けっこう本音でもあるんじゃが



んな中、

えらいことにわしのマンションが火事になった

夜中に3階の女性がインターホンを鳴らしてくれて、
うたた寝してたわしが玄関開けると

「火事です!」

20分ぐらいか、寝たばっかだったが、
部屋には煙が

起きたばっかで
ギリギリ脳ミソ動かせたのかちょっとヤバいと感じ
とっさに考えたのは財布とスマホ

まだ外がどうなっとるんかはわからず急いで外の階段出たら
階段側の火元である二階ベランダからもの凄い火

勢いも半端なく
その真上になる三階のベランダを包むかのように
そしてすぐ横にある今から降りなあかん階段にまで火が来ている

「早く降りろ!」

下の道路にいた近所のおじさんがわしに叫ぶ

が、とっさにわしはさらに上の五階へ上がりドアをおもいっきり叩き、下へ降りた

体力には自信があるからそうしたのだろうが、
今でも思うが
あたりまえだが必至だった

火も凄かったが
なんとか降りた

雨で、真夜中

恐さもあるが寒さで足が震えっぱなし

ようやく消防車が

えらい台数

んな中、やはりといえばなんなんだが五階のドアを叩いた部屋は灯りが

周りをみるとその五階の人がいない

五階の人が避難しているかもしれないのに、
なぜ確認もせずわしは五階のドアを叩きに行ったのかは、
絶対に気づいていないと思ったんだろな

今思えば非常ベルなんぞ鳴らなかったど?



五階の人がようやく出てきた

階段の上でびっくりした顔


わしの時より火は酷かったと思う

その人も無事に降り
みんなで燃えていくマンションを見つめ続け

その時間にいない人も確認し、マンションにいた人が全員出てきたこと確認し終わると
わしは命が無事で良かったのに、両手を握りしめ
消化が早く終わるのを祈った

全音源が入っているパソコンや最近たまってきたでかい箱タイプのボックス、
そしてGuided By Voices関係の宝もんが燃えちゃうのだけは勘弁してほしかった




無事に鎮火した



正直、何が何だかわからないまま夜中が過ぎていき、

朝には仕事行かないけん

戻っていい許可がでて家に戻ると

臭くて臭くて....寝るどころじゃなく....まわしっぱなしだったエアコンは壊れていた

すすが酷く、靴下はいていなかった素足の裏は黒くなるわ、変なガスみたいなんがあるんか知らんが目はショボショボするわ

オーディオ関連はなんとか無事みたいだが、まだ安心はでけへんかな

匂い染みついた衣類は半分ほど捨てた

これでもわしはまだ四階やからよかったんやろな
三階の人らはもっと大変やと思う



8年ほど前か、会社の工場で火事寸前のボヤ騒動があり、都会なこともあり救急車ぎょうさん来ていたせいで周辺は大混乱になった

ほんま大火事なる寸前で
大変な経験をしているのに、
今回まさか自分の住んでるマンションがあんな凄い火を出すような火事に遭遇するなんて思ってもみなかった



もう火事は懲り懲りです....

正直、死んでるかもしれんわけやし....



あとで、三階の女性(大学生だそうで)に確認したのだが
一度道路に避難したあとに火が襲いかかりそうな中インターホンを鳴らしに階段を上がってきてくれたのだとか....

確認する前からたぶんそうだろな、とは思っててお礼言わないと、と
でやはりそうだったのかと
「ほんまありがとな」
と言いながら泣きそうになったのをおもいっきり我慢




よう考えたら
バックアップしてもパソコンもバックアップしたハードディスクも持ち出せなかった....