邦楽は、ほほ限定的でほとんど聴かないのだが
Supercarにはハマるものがあった
当時、解散は残念だった
メンバー同士のめぐりあいすらアタリハズレがあるなか、このバンドのめぐりあわせは最初から解散という結論は見えていたのかもしれない
たしかにナカコーは難しい奴だと思う
解散後、音楽雑誌Snoozerによるいしわたりのインタビューは切実なものだった
けっして相手を責めるわけでもなく
亀裂が生じてからの空気を赤裸々に語っていた
あえて噛み合わせず
それを普通にアートとして表現していた
そのスタイルは日本には無かったとわしは感じ、自分の中へと導いた
噛み合わせず
聴こえてくる四人の発する音は
正に、喧嘩である
そうとしか感じとれない
その四人が、向き合いながら過ぎていった数年間
日本は何をしていたのだろう
四人がぶつかり合いながらも存在した時間が
戻れない過去となっているという現実は、
日本のシーンにとって、ちゃんと向き合わなければいけないと同時に
大きな損失でもある
行こうぜヴィスタ